子どもたちのために、エスケイケイができること
私たちは、児童・生徒一人ひとりの心の在り様をつかみ、より良い成長へと導くために、学校教育を様々なかたちで支援しています。エスケイケイの適性把握ツールは、豊富な臨床データをもとに子どもたちの持ち味や心の状態を丁寧にとらえ、周囲が気づきにくい部分にも光をあてて、個々の可能性を広げるとともに、クラスや学年といった集団の傾向把握や経営に役立つ助言・情報を提供しています。また、教職員・保護者を対象とした講演会・セミナーも多数手がけ、子どもの理解や伸ばし方、大人のメンタルヘルスケアなど、教育に関する様々なテーマを取り上げています。
人づきあいのアンケート SERAPLUS(せらぷらす)
対人関係で支援が必要な生徒とフォローの仕方がわかり、社会性を育てられる
対人関係にまつわる学校不適応(不登校、孤立、いじめられ等)に陥らないように、配慮しておきたい生徒を一覧で把握することができます。また、不適応の傾向がつかめるだけでなく、予防の観点から普段心がけておきたいポイントや指導上留意したい点なども、一覧表示されています。
指導者側だけでなく、生徒自身が自分の性格的な特徴を理解し、人に対する時の態度・感じ方に気づける結果表も添付されています。社会的スキルをみがくために、具体的に活躍できそうな場面、役割の提案などもあり、生徒本人が日常の中で無理なく社会性を育てることができるツールです。
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SKK式クレペリン検査
児童・生徒の心にとどくアプローチや、生活・学習面での対応のヒントがわかる
個々の生徒の持ち味(性格的特徴)や、心の状態(発達段階や情緒の安定性など)を的確につかむことができる検査です。効果的なアプローチのために、児童・生徒の心の動きや感じ方、適した接し方や配慮すべき点が、個人別に具体的に記された結果表を用意しています。「ケース別対応のヒント」では、学力面のアップをはかりたい場合、円滑な人間関係を養いたい場合、不登校傾向がみられる場合など、ケースごとにどのように接するとよいか書かれてあり、日々の教育・指導をサポートします。
さらに、本人にフィードバックできるシートには、自分らしさの活かし方や自信とやる気を引き出すコメントがされており、本人が自分自身を振り返るきっかけにすることが可能です。
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人づきあいのアンケート SERAPLUS(せらぷらす)
生徒の人づきあいをもとに集団を総合的に分析し、クラス運営のポイントがつかめる
個々の生徒の「人づきあいの構え(自己肯定感と他者信頼感)」や社会的スキル、性格タイプなどを総合して集団傾向を分析し、効果的に運営するためのポイントをわかりやすく記載しています。集団におけるいじめや孤立など、人づきあいにまつわる不適応を未然に防ぎながら、学級としてのまとまりをつくり、個々の生徒がプラスの対人経験を積んでスキルアップしていける内容になっています。学級の傾向に合わせて、指導的な関わり(パフォーマンス)と受容的な関わり(メンテナンス)それぞれについて、優先順位を表示しています。
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SKK式クレペリン検査
集団における児童・生徒の位置や、クラス・学年全体の傾向と運営のポイントをつかむ
学級内における個々の状態を、分布図を用いて表し、集団の中で不適応に陥りやすい子や生活・学習面で援助が必要な子をすばやくつかめるようになっています。また学級全体の発達段階や持ち味(性格)の分布からクラスごとの特性を明らかにし、集団に合った育て方のヒントをくわしく載せています。
学年傾向がわかる結果表では、学級ごとの状態や集団の成長ぶり(※)を視覚的に表すことで、学年の特性を把握しやすくなっています。学年運営について考える際の資料として、活用することができます。
※ 経年で実施した場合に、前回からの変化(同一集団における過去2回分の結果)が結果表に記載されます。
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SKK式適性検査 適性測定(キャリア教育・就職支援)
客観データに基づく自分発見と、自分の長所や潜在能力の開発に役立てる
進路を考える学生(大学生・高校生)を対象に、実際の働きぶりを検証できる作業検査を通して、模擬的に適性検査を受検することができます。
結果表から客観的なデータをもとに自己理解を深め、自己PRづくりや適性を活かした職種への検討材料となります。就職支援の側からは、本人の適性に合ったアドバイスや、就職活動に悩んだ時の具体的な援助を考えるヒントになります。
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講演・セミナーのご案内
子どもたちの健やかな成長を願って、教育委員会をはじめ、学校単位での教職員研修や、保護者・地域のみなさんを対象とした家庭教育学級など、おもに教職員・保護者を対象とした講演会・セミナー・研修を開催しています。
学校・教育関係の方向け講演・セミナーのご案内
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1)DJポリスに学ぶ イマドキ世代の叱り方のコツ
対象:教職員・保護者 〈100分~120分〉
最近は褒める、受容するといった指導が好まれ、しっかりと叱れない指導者が多くなってきました。一方で、時代とともに子どものタイプが変化しているにも関わらず、【昔流で叱ってしまい】子どもたちを制御できないどころか、子どもを想って指導したことが逆にハラスメントなどと呼ばれてしまうケースもみられます。スマートフォンの扱いは得意でも、人との直接的な関わりは不得手な今どき世代の特徴をふまえて対応する必要があります。【今だからこそ必要】とされる叱り方に着目し、指導者のひとりよがりにならない、イマドキのスマホ世代の心に届く【効果的な叱り方】のコツをDJポリスの手法をふまえて解説します。
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2)これでいいのだ!自己肯定感を高める動機づけ
対象:教職員・保護者 〈100分~120分〉
発達障害という概念は広がりましたが(実際は、まだまだです)、【愛着障害】となると、より認知が進んでいません。愛着障害の行動ぶりは、発達障害と酷似していますが原因は異なります。特に、愛着障害や発達障害の子どもに対して不適切な動機づけがされてしまうと、自己肯定感がさらに低下し、【二次障害】に発展して、社会に適応できなくなってしまい、ひきこもったり、キレてしまったりするケースが増えてきています。発達障害のおさらいをしながら、愛着障害の解説をしつつ、【自己肯定感を高めるほめ方】をお伝えします。ただし、闇雲にほめても効果があがりません。ならばどうしたら良いのか?その答えは、バカボンのパパが教えてくれます。
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5)『大人の発達障害』の正しい理解と対応
対象:教職員・保護者 〈100~120分〉
「人間関係がうまく築けない」「上司への報告、相談が苦手」「仕事の向き不向きが極端」など、コミュニケート力や能力発揮が今一歩と思われる方には、実は発達障害を抱えて悩んでいるケースがあります。本人や周囲の理解不足からくる誤解や間違った対応によって、職場不適応を引き起こしているかもしれません。本テーマでは、発達障害の正しい知識と対応をわかりやすく解説するとともに、発達障害の有無に関わらず、個々の能力発揮と職場適応のために上司や先輩など育成担当者が知っておきたい、日頃の指導やコミュニケーションのコツを紹介します。
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6)ホンネのハラスメント対策 ぷちハラスメントな人たち
対象:教職員・保護者 〈100分~120分〉
近年よく耳にするようになった「ハラスメント」。パワハラ、セクハラ、モラハラなどいろいろなハラスメントがあります。罪の意識を抱きつつする行為をする者、罪悪感なく行為をする者。また、上から下へだけでなく、下から上へのハラスメントもあります。ハラスメント対策など周知されてきてはいるものの、対策は後手後手。特に、ハッキリとしたハラスメントなら対応も明確ですが、「ぷちハラスメント」な人たちとなると対応に悩んでしまいます。どこに行っても嫌な人はいるものですが、なぜハラスメントをするのか?ハラスメントが起きやすい職場風土とは?などを解説しながら、それらの迷惑行為をする人たちの心理分析をして、【近づき過ぎず、離れ過ぎない】円滑な人間関係の【間】をとるヒントをお話しします。
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7)子どもの人間力を育むための 効果的なほめ方・叱り方
対象:教職員・保護者 〈60分~〉
子どもとの接し方が難しくなったと感じることはありませんか?最近の子どもたちの傾向をSKK式クレペリン検査のデータをもとにご紹介しながら、イマドキの子どもたちへの効果的なほめ方・叱り方のコツをわかりやすくお伝えします。自身の傾向がわかる、自己診断を入れたプログラムにすることも可能です。
講演プログラム例
【講演プログラム例】
① 社会で活躍できる人財とは
人間力の大切さ
② イマドキの子どもたち ~SKK式クレペリン検査のデータから~
メンタルヘルスの推移
持ち味の推移
③ 動機づけのコツ
叱り方 ワースト5
人間力を育むほめ方・叱り方
※上記はプログラム例です。詳しくはお申し込み時にご確認ください。
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8)折れない心の育て方 ~自己肯定感・他者信頼感を高める動機づけ~
対象:教職員・保護者 〈100分~120分〉
人気漫画の『巨人の星』や『クレヨンしんちゃん』、『ドラえもん』に登場する家庭を例にして、自己肯定感・他者信頼感を高める動機づけのしかたをご紹介します。子どもの感情を受け止めるキャッチャー力、安堵感を与える無条件のサポートの大切さ、リスペクトできる大人の存在の重要性など、深い内容を楽しくお伝えします。
講演プログラム例
【講演プログラム例】
①自己肯定感・他者信頼感とは
自信のない人、心折れそうな人
②自己肯定感を育てる
子どもをコントロールする? 子どもにコントロールさせる?
指導者の自己肯定感の高さがポイント
「愛されている」という安堵感の大切さ
「修正力」を身につける
③他者信頼感を育てる
健全な「自己中」になる
リスペクトできる大人の存在
自信を充電するために、黙って信じる
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11)子どもの能力UPのための脳力アップ法 ついでに親力もUP
対象:教職員・保護者 〈90分〉
能力を発揮するための基本は脳を活性化することです。しっかり朝食・しっかり睡眠、脳を落ち着かせるための感情の受け止め方、脳のパフォーマンスを向上させるためのコツなど、子どもの「脳力」アップのために家庭でできることを紹介します。挫折に対してキレにくい脳の土台、「人間力」を育むためのほめ方・叱り方のポイントとともに、親力アップのヒントもお伝えします。
講演プログラム例
【講演プログラム例】
①効率よく勉強ができる状態に脳を整備する
脳の構造を知って、効率よく能力アップ
脳を元気にする 朝食と睡眠
脳を落ち着かせる 決まった時間に決まったこと 感情に反応する
脳のパフォーマンスを向上させる
②挫折に対してキレにくい脳をつくる
認める まもる ほめ方のコツ
注意する 守らせる 叱り方のコツ
③親力アップ
持ち味自己診断
タイプ別 親力アップのススメ
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12)いじめ温故知新
対象:教職員・保護者 〈100分~120分〉
なぜいじめるのか?イライラの代償行動としてのいじめは、人として進化したためにおこる人間特有の行為です。人間の脳の進化のしくみを振り返りながら、コミュニティや攻撃性について考えます。さらにいじめ防止はもちろんのこと、社会適応性向上のために、子どもとの関わり方について育脳を軸として解説します。また、思春期いじめのピークをむかえる第二次反抗期の向き合い方を行動学的見地から探っていきます。
講演プログラム例
【講演プログラム例】
①起源 なぜいじめるのか?
三角関係を考える
マズローの欲求のピラミッド
なぜ苛めるのか?
②育脳 苛め防止のみならず社会適応性を高めるために
安全欲 1歳半~5歳くらいまで
所属欲 幼稚園~小学校(中学年)くらいまで
③自立 自立へ向けた葛藤
承認欲 小学校(高学年)~高校まで