SKK式クレペリン検査

SKK式クレペリン検査

SKK式クレペリン検査

子どもたちの「なぜ?」を解く手がかりに

 普段の子どもたちの言動や様子に「なぜ?」という疑問を抱いたことはありませんか?例えば、「提出物が出せない」といった同じようにみえる子どもたちの行動にしても、内にある原因や対処の仕方はさまざまです。大雑把で気にも留めていない子、集中力がなくて忘れてしまう子、真面目すぎて完全に仕上げないと出せない子など…いろいろなタイプが考えられます。SKK式クレペリン検査は、一人ひとりの心の在り様をつかみ、子どもたちが持つ個性に合わせて、より良い成長を助けるための手がかりにするものです。

検査実施について

  • 検査時間は
    約45分
  • CDによる
    一斉実施
  • 結果は
    約2~4週間
  • 電話相談可能

気づきやヒントを得られる「報告書」

個と集団を複数の視点からつかみます

報告書をフル活用するための「補助ツール」

個々の成長や配慮すべき生徒など、クラスの様子がひと目でわかる

クラス一覧・分布シート

クラスの様子イメージ画像

 クラス一覧・分布シートは、各生徒の結果を名簿形式にまとめた一覧表にプラスして、学級という集団の中で、一人ひとりがどこに位置しているのか、その分布がひと目でわかるようにしたシートです。勉強や生活面で留意したい生徒をいち早くつかんだり、集団の中で核となりうる生徒をピックアップするのに役立ちます。また、継続して検査を実施した場合は、前回結果からの変化も確認できるため、まだ行動ぶりに出ていない内面の変化も把握できます。

経年でご実施の場合

 思春期の児童・生徒は、良くも悪くも変化するものです。笑顔で一生懸命やっていて「昨年と変化がない」ように見えても、実は見えないところで大きなストレスを抱えていたり、逆に本人なりに成長していたりと、表面上からはついつい見落としがちな「変化」でも、前回比較から確認することができます。

ページメニューに戻る

個々にあったアプローチや、ケースに応じた対応のヒントがつかめる

 持ち味(性格)自体に優劣はありませんが、どんな持ち味にも長所と短所があります。SKK式クレペリン検査は、その子だけが持つ個性や長所を把握し、それらをより望ましいかたちで発揮させ、伸ばすためのものです。アドバイスシートでは、児童・生徒の長所をわかりやすく記載するとともに、現在の心の状態から効果的なアプローチの仕方や、ケース別の対応についてコメントしています。また、より深い理解のために、日常の行動ぶりを支えている潜在面にも触れています。

  • case.1

    役割を与えたいが、活かせる長所は…

  • case.2

    結果にしっかり援助したいと書かれている…

  • case.3

    不登校だけど、どうアプローチをしたら…

  • case.4

    医者からAD/HDの診断がおりている…

  • など気になる場合は

アドバイスシート

Case.1
役割を与えたいが、適性がどうか・・・
Case.2
「しっかり援助したい」に入っている・・・
Case.3
不登校だけど、どうアプローチをしたら・・・
Case.4
医者より発達障害の診断がおりている・・・

など、気になる場合は▼

アドバイスシート

A

Case.1
 児童・生徒の長所面が書かれています。長所にあった役割を与えることで、自信や成長につなげます。

B

Case.2
 児童・生徒との信頼関係づくりに役立つアプローチの仕方や、留意したい点について書かれています。効果的な指導を展開するためのヒントとしてご参照ください。

C

Case.3
 不登校以外にも、学習能力アップや、人間関係の築き方、生活態度が気になる場合など、ケース別対応のヒントを記載しています。

D

Case.4
 発達障害など、特別な支援が必要な場合は、トップページから「e ヒント集 発達障害対応編」にログインし、個別検索コードを入力ください。具体的な対応をご参照いただけます。

ページメニューに戻る

発達障害など、特別な支援が必要な場合の対応についての専用サイト開設

※平成28年度の結果から対応

 eヒント集では、診断が出ている場合の一般的な日常対応にプラスして、この検査に現れている本人の心の状態などを加味することで、より効果的な対応に繋がるヒントを提供しています。さらに、各障害の一般的な基礎知識や対応のポイントもご紹介しています。

「e ヒント集」利用方法

1.「e ヒント集」はユーザー専用サイトとなります。トップページの「e ヒント集」バナーをクリックし、ユーザー専用サイトへログインしてご利用ください。

トップページ

2.個人別結果表(アドバイスシート)に記載されている個別検索コードを入力いただくと、個別コメントをご覧いただけます。

個別検索コード入力画面

3.個別コメントでは、発達障害の一般的な対応だけでなく、SKK 式クレペリン検査の結果からみられる心の状態をふまえた対応のヒントをお読みいただけます。

個別コメント

さらに、e ヒント集には、各障害の一般的な基礎知識も記載しています。

  • e ヒント集
  • e ヒント集

ID・パスワードをお持ちの方はこちらからもログインできます。

ログインはこちら

ページメニューに戻る

本人用の結果をフィードバックして、やる気アップ

本人用シート

 結果表には、児童・生徒本人にも配布できる本人用シートが付いています。結果表をフィードバックすることで、より自己理解を深めることができます。また、配布するだけでなく、本人に結果表を見て感じたことをまとめさせたり、友だちや保護者の方から感想を書いてもらうなどすることで、さらに自分らしさを活かせるように動機づけたり、やる気を引き出したりするきっかけにできます。

ページメニューに戻る

中学生・高校生用には、ワークシートもついています(クラスに1部)

本人用ワークシート

学活で
 本人が感じるところを書かせ、日常の生活の振り返りに活用できます。
面談で
 生徒が書いたコメントについて助言したり、関係作りに役立てることができます。

ページメニューに戻る

クラスの全体像と、集団に合った育て方がわかる

 SKK式クレペリン検査は、「個」の集まりである集団についても、くわしくお伝えすることができます。クラス傾向シートは、集団の全体像だけでなく、その特性に合わせた育て方までコメントしていますので、クラス運営を考えるうえでの参考になります。

クラス特性シートクラス特性シート

クラス特性シート

SKK式ここがPOINTSKK式ここがPOINT1

持ち味発揮の状態の分布(男女別)
 クラスの「持ち味発揮の状態(視野の広さ、心の安定度)」の分布を、一般出現と比較して表すことで、集団内部の特性を的確につかめます。また、クラスの傾向に合わせた「集団の育て方」についてのアドバイスもあり、具体的な指導案の作成に役立ちます。

SKK式ここがPOINTSKK式ここがPOINT2

クラス平均の位置(男女全体)
 「持ち味発揮の状態(視野の広さ、心の安定度)」における、男女別のクラス平均を学年平均および一般平均と比較することで、クラスとして順調な状態にあるのか、何らかの配慮が必要な状態にあるのか、一目で確認ができます。

ページメニューに戻る

学年の成長ぶりと、クラスごとの特性をつかめる

 学年傾向シートでは、学年全体の傾向と成長ぶり(※)を確認できるほか、クラスごとの状態もつかめるようになっており、学年運営の計画やふり返りに活用することができます。

※ 経年で実施した場合に、前回からの変化(同一集団における過去2回分の結果)が結果表に記載されます。

学年傾向シート学年傾向シート

学年傾向シート

SKK式ここがPOINTSKK式ここがPOINT1

集団の成長ぶり(男女別)
「持ち味発揮の状態(視野の広さ、心の安定度)」の学年平均が、同一集団における過去2回分の結果とともに示されるため、学年の成長を視覚的に捉えることができます。児童・生徒の変化に合わせた柔軟な指導計画の立案と検討に役立つほか、3年間を通しての学年運営について教育効果を判断する目安になります。

SKK式ここがPOINTSKK式ここがPOINT2

各クラスの位置(男女全体)
 「持ち味発揮の状態」の各クラスの平均を1つの表にまとめています。学年の中で指導上配慮すべき、あるいはバックアップが必要なクラスを把握し、各クラスの特性に合わせたきめ細かい運営方針を立てる際の参考になります。

ページメニューに戻る

充実したアフターケア

  • 電話相談をお受けします

     気になる児童・生徒についてさらに詳しい結果を知りたいという場合には、無料で電話相談をお受けします。本人の検査用紙を郵送後、お電話いただければ、解析者が直接ご相談に応じます。
    【相談内容例】
     不登校、自傷行為、いじめ、クラスになじめない、嘘をつく、など…

  • 再検査も可能です

     検査当時から様子が変化していると感じられる児童・生徒については、検査いただいた年度内なら、無料で再検査いたします。電話相談との併用をおすすめします。

ページメニューに戻る

ご利用手順

ご利用の手順 ご利用の手順

ページメニューに戻る

お問い合わせはこちら